昨年はコロナの影響で中止された夏の甲子園大会が開会し、熊本県代表の熊本工業高校はじめ参加49校の熱戦が期待されます。⚾                                                          ところで、トーナメント方式で開催されるこの大会は何試合あるかご存じでしょうか? 頭の中でトーナメント表を組み立てるのは極めて困難ですよね!😥

ところが実に簡単に答えが出る数式があるのです。それは参加数を「n」とした場合は「n-1」が試合数です。
これに当てはめれば今年の甲子園は「49-1=48試合」となります。

なぜなら「1試合ごとに1チームが負ける」ことを前提とすれば最後まで負けないのは優勝する1チームだけなので、参加数から1を引いた数が試合数になる訳です。

全国の4112校の内、実に4111校が負けて涙を吞むのです・・・😢負けたからこそわかる敗者の痛みを毎年これだけの若者が理解していることは素晴らしい体験だと思います。ちなみにアメリカの高校野球は日本の多くの大学リーグと同じようにトーナメントではなく負けても次があるリーグ戦だそうです。

「グッドルーサー」→潔い敗者という言葉がありますが、高校野球に限らずスポーツの持つ大きな力ではないでしょうか。